
遅刻ギリギリ息切れして
滑り込んだ朝の教室
部活後の買い食いで芽生えた
僕達だけの秘密の絆
蛇口の水を分け合って
笑いすぎてむせた午後
意味なんていらなかった
陽だまりの中の記憶
「また明日な」が 魔法だったこと
明日がない今日に やっと気づいた
シャッターの音で 切り取った
この一瞬の僕らは
どこに置けば 消えないで
いられるんだろう
思い出って なんだろう
残すため? 手放すため?
答えのないまま
歩き出していく
夕焼けはどうして
あんな色をしてたんだろう
影だけが先に帰って
僕だけ置いていかれた
放課後の小さな宇宙で
茶化しながら未来を語った
あの時の無責任さこそ
正直さだった
言えないままの「ありがとう」が
胸の奥で ほどけないまま
シャッターの音で 閉じ込めた
この一瞬の僕らは
未来のどこかで また帰れると
信じていいかな
戻れないと知りながら
戻りたいと願うのは
それだけここが
大事だったから
実らないくて大泣きした日
飛び上がってハイタッチた日
あいつとケンカして沈んだ日
初めて大好きだと 打ち明けたけた日
その全部がここにあって
遠ざかって行きそうで
涙が とまらないんだ
さよならじゃなく 名前を呼ぶよ
そのほうが僕ららしいだろ
まだ途中のままの僕らは
それぞれの明日へ
消えないものなんてなくても
消えないと思えた日々を
この胸に 抱いたまま
いまはこの歌を きみと歌うよ
消えないでよ 消えないでよ
このままここにいたいよ
消えないでよ 消えないでよ
だめかな あと少しだけさ
忘れないよ
忘れないで 頑張るよ ありがとう
