100通目のラブレター

j-pop

宛先のない君あての
100通のラブレター
届かないって 知ってるけど
神様に わがままを祈った

カーテン越しの朝がきらいになった
君のいない部屋は広すぎて
マグカップの欠けたふちだけが
毎朝「おはよう」とささやいている

想いが強くなるほどに
過去は変えられないことを 君で知った

君の名前を呼ばないように
風景に話しかけてみる
そして気づけば 指先が
君の名前を書いていたんだ

コンビニの明かりにすいこまれて
君が好きだったチョコレートの棚
無意識に立ち止まったまま
にじんでいく世界に 瞼をとじた

君の好きだったモノばかりが目に入って
君がいないことは 輪郭を濃くしていく

誰にも渡せない気持ちを
便箋に閉じ込めて、ふうをした
ひゃくつうめで ようやく
「さよなら」の言葉を選んだ

本当は一度のつもりが
ただただ君を想ってペンが走った
綴った言葉の片隅に
君の笑顔を見つけて 
叶わない未来を、抱きしめてた

宛先のない君あての
100通目のラブレター
ポストの前で立ちすくんで
大好きだった と空につぶやいた

きみが
しあわせで
ありますように 
ありますように
ありますように

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